赤ちゃんが宿るのはこんな仕組みだから

赤ちゃんが宿る仕組み

あとから後悔しないために、避妊をするのは大切です。欲しいわけではないのに子どもを授かってしまうと、下ろすにしても産むにしても精神的負担がかかってしまうでしょう。

どちらにしてもお金がかかりますし、周囲から非難の目を向けられる可能性だってあります。

また望まない妊娠により、別れてしまうカップルも多いもの。どんなに優しかった彼でも、「子どもをつくるはずじゃなかった」とさっさと逃げてしまう場合があるんです。

避妊を男性だけに任せてはいけません。自分を守れるのは、自分だけ。確実に防ぐためにも、赤ちゃんができるメカニズムについて学んでおきましょう。

いざ、子どもが欲しいと思った時にも役立つはずです。

赤ちゃんの元となる卵子と精子
卵子と精子が出会うと、新しい命が芽生えます。卵子の大きさは0.1mmで精子は、0.6mmほど。とても小さいので、目で見るのは難しいと言えます。

一つの卵子と、一つの精子が結び付くと「受精」します。

射精するときに放出される精子の数は、2~3億です。かなりの数だと思いませんか。その中から、卵子の目前までたどり着けるのはわずか数十~数百の精子だけです。99%の精子は、子宮に辿りつかずに死んでしまうと分かっています。

精子の寿命は、3~4日間で卵子は排卵後24時間です。受精しやすいと言われているのは、たったの6~8時間。小さな卵子と精子が出会って受精するのは、まるで奇跡のようなことなんです。

妊娠するまでの流れ
射精された精子は、子宮口→子宮頸管→卵管へと進んでいきます。スピードはとてもゆっくりで、1分間に2~3mm移動するんです。また、子宮内は精子にとって生存しにくい環境。

スピードの遅さ+厳しい環境で、精子は一生懸命卵子を目指して冒険しているというわけです。

男性の精子は射精するたびに排出されますが、女性の卵子は月に1度だけ。卵巣から一番元気な卵子が、1つだけ飛び出すと言われています。これを排卵と呼びます。

卵子は排出されたあと、卵管へと移動。精子との待ち合わせ場所が卵管だからです。

卵子と精子がタイミングよく結び付いて融合すると、「受精卵」になります。受精卵は4~6日かけて細胞分裂を繰り返したのち、卵管を通って子宮内へ。

プカプカと子宮内に浮いた状態で、タイミング良く子宮内膜へもぐり込むと「着床」します。着床してはじめて、「妊娠した」と言えます。

受精から着床までは、1週間ほど。そして妊娠すると、最後の月経から280日間子宮の中で赤ちゃんが育ちます。

赤ちゃんが宿るまでの流れは、偶然の繰り返し。どこかの工程が1つでも上手くいっていなければ、成立しないんですから。

「子どもは授かりもの」という言葉は、まさにその通り。作ろうと思って作れるわけではありません。たび重なる偶然が生んだ、奇跡の産物だと言えます。

赤ちゃんを宿すまでにかかる年月とは
実際にどのくらいの確率で、子どもができるのか気になりませんか。避妊せずに自然妊娠を図った場合、以下のような結果が出ています。

<女性>
・~24歳→4ヶ月
・25歳~→6ヶ月
・30歳~→15ヶ月
・35歳~→16~17ヶ月
・40歳~→16ヶ月

年を重ねれば、それだけ子どもができにくいのが分かりますね。加齢に伴って、卵巣や卵子、子宮機能が低下してしまうのが原因です。

将来子育てをしたい!と思っているなら、自分の身体と今後について考えておく必要があります。

いかがでしたか?避妊したいと考えていても、女性の身体について理解を深めるのは大切です。ただし誤解して欲しくないのは、「簡単には妊娠しない」と思って生でセックスしても良いとしてしまうこと。

たしかに簡単なことではありません。しかし、望んでいないのに子どもができる代償は大いいと忘れないでください。