性感染症の予防にはコンドームを使うべきです

性感染症予防に役立つのはコンドーム

一般的な避妊具として、コンドームはよく使われています。

ドラックストアやコンビニなど、身近で入手できるので便利ですよね。また使い方も、そこまで難しくはありません。

手軽に買える&使いやすいという理由から、避妊具として選ぶカップルが多いのでしょう。

ただし、コンドームの持つメリットは妊娠の予防だけではありません。コンドームを装着して性行為を行えば、性感染症を防ぐのにも役立つのです。

性感染症にかかるのは、一部の人だけだと思っていませんか。ここでは、性感染症の罹患率や種類、コンドームの正しい使い方について説明していきます。

性病感染者は意外にも多い
国内での性感染症の患者数は、多い順に上げると性器クラミジア25,682人、淋病感染症10,247人、性器ヘルペス8,240人、尖圭コンジローマ5,219人です。(2011年の厚労省の調査結果
年齢と性別ごとに比べてみると、男性は性器クラミジアと淋病感染症が25~29歳、尖圭コンジローマ25~39歳、性器ヘルペスは30~34歳に多いと報告されています。

女性の場合は、性器ヘルペスが20~29歳、そのほかの疾患はすべて20~24歳に多と分かっているんです。

ではそれぞれの症状について、詳しく見ていきましょう。
<性器クラミジア>
女性の場合、無症状で気付きにくいとされています。人によっては、おりものの異常や膣の痒み、性交痛などが生じるので注意が必要。

男性も同じく無症状が多く、自覚しにくいのが特徴。ただし排尿痛や尿道違和感、尿の灼熱感を感じるなら、性器クラミジアを疑いましょう。

<淋病>
淋病になると、クラミジアと似た症状に悩まされます。男性の場合は、排尿時に痛みが走り、濃い黄色の膿が出ることも。

<尖圭コンジローマ>
性器や肛門周りに、イボができる疾患です。ヒト・パピローマ・ウイルスに感染すると、尖圭コンジローマを発症します。尖圭コンジローマは、性器にかゆみや痛みを生じる場合と無症状のケースがあるんです。

<性器ヘルペス>
男女ともに小さな水泡が多数できて、痛みと痒みが続きます。一度感染すると、完治は難しいとされているんです。

ピルで避妊できても性感染症は防げない
避妊目的で、ピルを服用している女性が増えています。ほぼ確実に妊娠を防げるとされているので、正しい判断です。しかし、性感染症を防ぎたければコンドームの着用も大切。

精液の接触があると感染リスクが高まるので、生でのセックスは大変危険。挿入時だけでなく、オーラルセックスで感染する場合もあります。オーラルセックスをする際も、感染を防ぐためにコンドームの着用が欠かせません。

コンドームの正しい着用法
「ゴムを付けとけばとりあえず大丈夫」そう思っている人がいるなら、正しい着用方法を学ぶ必要があります。

コンドームが破損していたり、しっかりフィットしていなかったりすると、精液が漏れ出てしまう恐れがあるからです。

以下のステップに従って、着用してください。

①本体を傷つけないように袋から取り出す
②裏表を確認し、表面を亀頭に乗せる、そのとき空気が入らないように先端を軽くつまむ
③ペニスの皮を下まで下げる
④コンドームを途中までゆっくりおろす
⑤皮部分を調整しながら根元までおろす
⑥フィニッシュ後、根元を押さえて精液がこぼれないように膣からゆっくりと抜く

古い商品を使うと、商品自体が破れやすくなっている可能性があります。買ってから長い時間経っている商品は、使わないようにしましょう。

また直射日光があたる場所で、保管してはいけません。涼しくて日差しがあたらない所に、しまっておきましょう。

妊娠と性感染症を防ぐには、コンドーム着用+ピルの服用が最適です。向かうところ敵なしなので、女性のみなさんには併用をおすすめします。